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2017年5月 7日 (日)

(599) GWを振り返って

このGWは、元々の休日の配置が良かったことに加え、昨今の風潮を反映して会社が休暇取得を奨励するようになったこともあって、丸々9日間お休みさせて頂きました。

明日会社に出たら、机の上に書類が山になっているのではないかと一瞬思いましたが、休んだのは私だけではないので、意外とそれほど悲惨な週明けにはならないのではないか、と楽観しています。

さて、この連休は、恒例となった私の名古屋の実家への里帰りを実施しました。

ただ、御想像の通りGWの高速道路は渋滞もひどく、運転する私としては、道が空いている時に移動したいという思いが強くありました。そのため、「何日の朝から何日の夜まで名古屋に帰ります」という予定を明確に立てることはできず、その前後で道が空いたらすかさず行くことにする、という結構アバウトな予定を立てることとなりました。

その結果、日本道路交通情報センターのHPを都度チェックしながら、渋滞が段々解消されてきた「当初の予定の日の前日の夜中」に出てしまうのが一番楽だ、と出発目途1時間前に私が判断し、まさに自閉系の子が最も苦手とする「急な予定の変更」を息子に通告することとなりました。

そうすると、拒絶はなく、大慌てで自分の荷物(ほとんど遊ぶ道具)を詰め込むストレスでブツブツ言うことはあったものの、何とか対応することができました。この点は、大いなる成長を遂げたと言ってよいでしょう。

ちなみに、息子は車のナビ操作もかなり習熟しており、私のドライブのアシストを十分にこなしてくれました。

深夜に帰名することとなり、翌朝大寝坊してしまったのはしょうがないですし、この点はご愛敬でしょう。

なお、実家では親が庭の手入れをやりきれなくなっており、その草むしりも家族総出で行いました。こちらは、息子に伝えてから出てくるまでに結構時間がかかり、貢献度合いはイマイチではありますが、そういうこともできるようになりました。

帰る日は、息子の楽しみもないとということを考え、、一人で電車に乗って好きなところに行って来て良い、ということとしました。JR、地下鉄、あおなみ線、リニモを満喫するとともに、リニア鉄道館にも行けて満足だったようです。

それ以上に、一人で自由に出かけられるようになったというのは、親の負担も下がり、本人の満足度も上がり、とても助かっています。もちろん、携帯電話は持たせています。

ただ、その最後には最寄り駅まで私が息子を迎えに行く必要があって、息子から携帯で電話がかかってきた時、息子は「途中で列車を1本乗り過ごした」ことを伝えてきた一方、私が「今からどこかに行くのか」と聞いたら、「もう帰る」とも言っていて、「じゃあ駅に迎えに行くね」と伝えたところ、「はい」という返事だったので迎えに行ったところ、いくら待っても改札から出てきませんでした。更にこちらからコールバックしても電話に出ない、ということがあり、名古屋の実家に参集した親戚も含めて心配することとなりました。

結果として、息子はそれより1時間遅れで帰ってきて、たまたま最寄り駅に着いた時にこちらから何度かかけた電話に息子が出て連絡が取れました。

駅で息子を拾って顛末を聞くと、元々息子の頭の中にあった予定の電車の一本に乗り遅れたということを電話してきたようで、彼はその後も乗り鉄の旅を続行していた、一筆書きのように電車には乗るもののどこにも立ち寄らないことから「もう帰る」と表現したことがわかりました。

この点については、双方の意思のスレ違いとは健常者間でもそれなりの頻度で起こることを考え、敢えて叱りおくことはせず、ただ「状況は分かったけれど、帰ると言われたら迎えに行っちゃうよ。今後は、自分が駅に着く時間を言うようにしよう。後、家にいる人たちはあなたが大事だと思っていて、みんな心配しているから、家に着いたら『心配をおかけしてすいませんでした』と言うんだよ。そう言えば誰も怒らないし、その後はお父さんかお母さんが説明するから」と伝えたところ、神妙な面持ちで「はい」と応えました。

家に着いて、きちんとその旨を伝えることができました。もちろんみんなも「良かったね」で済んで、本件はそれで終わってしまいました。失敗と言えば失敗ですが、それをきちんとフォローすることで、ダメージを小さくできることも教えられたと考えると、これも良い機会だったと思います。

帰りも、来た時と同様に日本道路交通情報センターのHPを眺めつつ、やはり渋滞が短くなってきた時間を見定め、10分程度はノロノロになったものの深夜とはいえ無事に帰宅できました。

想定外に対する耐性の低さ、自分の考えをキチンと周囲に伝えることが苦手、という特性があることはわかっていますが、多少の裕度を持ってきていることを感じ、頼もしく思っています。

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