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2016年12月

2016年12月29日 (木)

(585) 療育施設の一風変わった使い方

タイトルを見て、「療育施設は、障害のある子に療育を受けさせるための施設だろう?」と思われる方は、健全です。

私もそうだと思っておりましたが、ある方の意見を伺って、ちょっと目から鱗でした。

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2016年12月23日 (金)

(584) 渾沌

紀元前の中国の思想家・荘子の著として『荘子』があります。その内篇應帝王篇、第七に渾沌の寓話が記載されています。その内容は、以下の通り。

昔、渾沌という帝がいました。ただ渾沌は、目、鼻、耳、口の七孔がありませんでした。平たく言えば、のっぺらぼうだったということになります。

でも、聖帝であったようで、南海の帝と北海の帝は、渾沌から受けた恩に何とか報いようと考えました。その結果、渾沌が喜びを感じられるようになれば良いと考えたようで、美しいものを見られたリ、心に響く音楽を聴けたり、芳しい臭いを感じられたり、美味を味わえたりできるようにと(どうやったのかはわかりませんが)渾沌の顔に七孔を開けたそうです。そうしたところ、渾沌は死んでしまった、という短い寓話。

皆さんは、この寓話を読んでどう感じられたでしょうか。

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2016年12月18日 (日)

(583) 障害児親に必要なサービス

この週末、妻が療育施設に通う親の有志による忘年会に行ってきました。とても楽しんで帰ってきたようです。

子に障害が無ければ出会うことも関わることもなかった人たちではあるものの、こういう集いを開催しようという機運が仲間内で盛り上がり、実際に会って話すことで日ごろの思いを語り合えるというのは、精神の健康を保つうえでもとても大切なことだと思っています。

発達障害に限らず、障害のある子を育てるというのは、自分の意思が伝わらない、不測の行動により世間様から厳しい目で見られる、或いは批判的なことを言われる、夜もおとなしく寝てくれるとは限らない、等々とてもシンドイことであるのですけれど、だからこそ親にとっても息抜きの場というのは絶対に必要となります。

その息抜きを実現するためには、一時でも親の代わりに子の面倒をキチンと見てくれるサービスが必要となります。この種のサービスは、昼間であれば提供してくれるところもあるようですが、これが夜となるとどうでしょうか。もしかしたらあるのかも知れませんが、まだまだ数は少ないでしょう。寡聞により私が認識できていないだけかも知れませんが、私の周辺には無いと思っています。

親が謹厳実直に常に全精力を持って我が子に向き合え、というのは抗しがたい正論ではありますが、たまの息抜きまでも否定してはならないと考えます。真顔でこのような正論を言うのは、人を追い詰めます。障害のある子を育てているとしても、その親が楽しむことを諦めさせられる理由は無いのです。

夜もキチンと預かってくれるサービスが拡充することを願いますし、そのサービスの利用により親が取り戻す英気を軽く見てはならないと思います。

2016年12月10日 (土)

(582) 発達障害児育児と持ち家(2)

今回は、(580)での記載内容とは別の視点で考えてみました。

持ち家に伴う転居については、それまでと基本的な生活圏が大きく変わらない範囲での移転と、生活圏が全く変わってしまう移転がある、と思います。特に、我が家の場合、いずれ実家に帰って住む(相続する)ことを考えており、それは首都圏から完全に離れることとなりますから、後者に該当することとなります。

この場合、障害のある子をどうするのか、という問題に突き当たることとなります。

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2016年12月 4日 (日)

(581) 多様な発達障害とその親の思い

発達障害の歴史は、レオ・カナーが自閉症の研究について1943年に発表したことが嚆矢とされていると認識しています。そしてその翌年(1944年)、ハンス・アスペルガーが後に彼の名を冠して呼ばれるアスペルガー症候群についての論文を発表しています。

敗戦国で忘れられかけていたハンス・アスペルガーの業績を、1981年にローナ・ウイングが論文で再評価し、主流だったレオ・カナーの自閉症概念を広げた時に、今の発達障害という大きな枠組みで捉えられる原形ができたと思っています。

ものすごく端折った概略であり、また私の知識など大したことありませんので、間違いであればご指摘をお願いします。

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