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2015年8月

2015年8月30日 (日)

(522)親が 健康を保つ

今回は、発達障害ネタからは離れています。

実は、前回書いたように帰省方法を変更したことで、クルマを長時間ほとんど一人で運転することとなった私が、思いっきり腰を痛めてしまいましたcoldsweats01

運転し終わった時にはあまり感じなかったのですけれど、1日経ち2日経つうちに、右の腰の背面がものすごく痛くなりました。普段からお世話になっている整体院に電話をして急遽診てもらったのですが、状況をお話したところ、人体には腸腰筋というものがあって、それは足の前側から腹筋の下を通って背中側までつながっているとのこと。今回は、それを痛めたのでしょう、と言われてしまいました。

確かに、自動車の運転って操作のために、専ら右足を持ち上げたり小刻みに屈伸したりを繰り返すこととなります。その結果として、筋肉の先がつながる右の腰まで痛くなってしまったのだな、と納得しました。私の筋肉の容量を超えたようです。

ストレッチのやり方等を教わり、一週間経った今、ようやく痛みが和らいできた感じがします(まだ、完全ではありませんけれど)。

発達障害の子を持つ身としては、この子をできるだけサポートし、少しでも生きやすくなるよう成長過程の端々でコミットしていかなければならないな、と感じています。そのためにも、親が健康を保つことは、すごく大切なことだと思います。

そもそもこの夏は、他にも魚の目やポリープの切除も体験しており、とどめに今回の腰痛と病が続いてしまいました。どれもこれも直ちに生命に関わるものではないとは認識しつつも、冷静に考えれば体は少しずつ衰えてきており、長距離ドライブ等のような無理も段々効かなくなってきている年齢であることを改めて感じました。

ちょっと考えれば当たり前のことではありますが、これまで頭髪部にあまり変化が無かったこともあり、自分が初老の階段を昇り始めていることへの意識が薄くなっていたことを猛省しています。

何はともあれ、細く長く生きたいものです。

2015年8月22日 (土)

(521) 帰省方法の変更

この夏も、子供たちは九州の妻の里に帰省し、無事に戻ってきました。

今回は、今までと異なる帰り方をしました。つまり、今までは空路+レンタカーでの帰省であったところ、今回はそれをやめ、マイカーで陸路+航路+陸路という帰り方をしたのです。

実は、これって金額的にはそれほど安くなっていません。ただ、そろそろ子供達も大きくなってきて、ただ祖父母の家にいるだけでは退屈するから、という理由に加え、妻の里の方も祖父母それぞれが病を抱えており、病院への送り迎え等もあることから、現地で動きやすくする必要がある、ということで車での帰省をすることとしたものです。

これまでは、必要に応じバスやタクシーで対応してきました。さすがに、レンタカーを10日間借りっぱなしとすると結構なお値段がかかりますしbearing。それも含めれば、今回の帰省はまだ安く済ますことができた、という評価もできます。

九州への往復は、ほとんど私が運転することとなりました。息子は、新しいナビが嬉しかったようで、喜々として操作してくれました。「道路情報のラジオを点けて!」と言えば、点けてくれましたし、そろそろ休憩を、と思った時に「この先のサービスエリアを探して!」と言えば、ナビで何キロ先にSAがあるかを探してくれました。こういう点では、本当に役に立つようになった(少なくとも、妹よりは)なあと感じます。やはり、機械モノの操作は好きなんですね。多分、私よりも操作に習熟していると思いますconfident

初めて乗ったフェリーも、大喜びでした。今のフェリーってかなりゴージャスなのですね。風呂も無料で入れましたし…。但し、他の家族はそんなことはなかったものの、息子は「4時間しか寝られなかった」そうです。これはやはり、船が波で多少揺れていた、エンジンの振動が伝わってきたという外的な要因に加え、本人の興奮という内的な要因によるものだろうなあ、と思います。こういう、すぐに心がいっぱいになってしまう性質は、まだまだ残っています。

もちろん、今回は船を挟んではいるものの、長く車の中に座っていることが多かったわけですが、このことについて不満を言うことはありませんでした。そういう耐性はついてきたなあと感じます。

そんなわけで、道中それほど困ることなく、無事に終えることができたのは、良かったと思います。

残り少ない夏休み、まだ手つかずの自由研究に追われることとなりそうです。

2015年8月14日 (金)

(520) 安全配慮義務

妻子の帰省同行、親の介護、当方の手術、と芸能人並みに忙しかったcoldsweats01ので、記事の更新が遅くなりました。申し訳ありません。

さて、安全配慮義務という言葉は、皆さんお聞きになったことはあると思います。

これは最高裁判所の判例(昭和50年2月25日第三小法廷判決)により定立された概念)です。「ある法律関係に基づいて特別な社会的接触の関係に入った当事者間において、当該法律関係の付随義務として当事者の一方又は双方が相手方に対して信義則上負う義務」とされています(何を言っているのか、イマイチよくわかりませんねhappy02)。

今回は、これに関わりもう少し生活に密着したわかりやすいものを取り上げたいと思います。それは、雇用です。

雇用、即ち労働契約においても、労働契約法第5条で「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする」と定めています。これは使用者、即ち雇用主に課せられた義務であり、昨今話題となる過労死が起こった場合、会社はこの安全配慮義務違反を問われることになります。

ただ、この配慮とは何をどこまでやれば良いのか、ということについてはまだ定説が無いようです。例えば、過重労働についてはある程度厚生労働省が指針を定めており、その指針が一定の判断基準となっているものの、それ以外の細かな労働条件等については、まだ手探りとならざるを得ない部分も少なくないのが実態です。

長々と書きましたが、実はここまでが前段でwobbly、私が懸念していることは、この概念は当然障害者が就労する場合においても考慮されなければならない、ということです。更に言えば、発達障害者の場合、軽度の人だと障害者就労だけでなく、障害を前提としない一般就労をされている、あるいは目指されている方もおられるのですが、会社に特性を告知せずに就労した場合に、会社側に障害特性に基づく配慮をどれくらい要請できるのか、という問題が提起されることになるだろう、と思っています。

会社側も、ブラックではない企業なら一度採用したからには軽々に社員に辞められては困ると考えるのが普通であり、会社側にそれほど負担とならないことであれば、配慮してくれるだろうとは思います。ただ、その過程で障害そのものをカミングアウト(端的には、「自分は、障害者である」と告知)しないで会社に要求できることって、それほど多くは無いのではないか、ということを危惧します。

「それなら、障害を告知すれば良いではないか」ということになるのかも知れません。でも、障害者就労を選ばない理由は、いろいろあると思います。とりわけ、障害が軽度であればあるほど、収入や仕事の内容等で自分が満足し自己実現できるものを選びたいと考えるならば、一般就労を選ぶ方向に向かいやすくなりますよね。

また、そもそも自分が発達障害を抱えていることに気付かずに一般就労で働き、日々苦労している方も実際におられます。彼らがどの程度会社業務と折り合いをつけているのかを推測した時に、かなりの方が「ただ耐えている」のではなかろうか、と思うのです。だからこそ、例えば力尽きて鬱で休職・退職を余儀なくされるケースが少なくないことが明らかになり、その背景に「大人の発達障害」があるという事実が取り上げられるようになってきたわけですし。

実は、仮に特性を告知した障害者就労であったとしても、その配慮が「神様の目から見て」万全になされている、ということはむしろマレだと思います。会社側が真摯に努力をしたとしても、発達障害者の扱いに長けた職場というのはまだまだ少数でしょうから。

障害者雇用率の向上を目指すのが世の趨勢である以上、安全配慮義務についての議論も今後は避けて通れないテーマとなります。お気づきのように、企業は特性を告知されても、それだけではどうして良いのかが分からない場合も多いはずです。そして、特性への配慮への具体的なアプローチが提示されていないのに、何かあったら労災だ、安全配慮義務違反だ、となるようであれば、雇用する企業側の障害者採用意欲は下がる方向に向かいやすくなります。ですから、結果責任ではなく、一定のラインはやはり必要になるでしょう。増して、そもそも特性について何も告知を受けていないのであれば、安全配慮を尽くそうにも「気付き」が生まれにくくなります。

もちろん、障害を告知して一般就労という道も無いわけではありません。でも、それはまだ一般的ではないと思っています。

安全配慮義務については、一般就労であってもまだまだこれからの議論だから、と思う一方で、そちらで一定のコンセンサスが得られるまで待つわけにもいかないという思いもあり、今後この議論が進むことを期待しています。

2015年8月 2日 (日)

(519) 投薬

夏休み直前頃から、息子の様子が変化してきています。

自分についてかなり悲観的な物言いをしたり、妹に対して攻撃的な言動をしたりといった態度等が散見されており、少なくとも精神的に充足している、あるいは落ち着いている、という評価とは程遠い状態です。

今までも、こういうことが無かったわけではありませんが、ここまで重篤なのは初めて見ました。

こういう時に、いろいろと療育本を読み直すことも有効で確かに大切なことではあるのですが、このような時はプロに委ねることが最適だろうと考え、掛かり付け医の児童精神科の先生に無理を押して診察をお願いしました。

無理を押して、というのは、多分どこでもそうだと思うのですが、ガラガラで暇な児童精神科医というのは日本にはそうそうおらず、本来なら予定がつまっていてすぐに診てもらえるということが難しいからです。でも、たまたま空いている時間があったので、診て頂くことができました。具体的に何がどうだからこうなっている、というようなお話は無いものの、息子の話す内容を傾聴して頂いたことと、普段の様子の聞き取りなどを合わせ、精神安定のための薬を飲むこととなりました。

医療での新たな取り組みを始めようとした時に、夏休みは開始時期として向いている、と言えます。その理由としては、新しいことを始めると、副作用と言うと語弊がありますが、思わぬところに影響が出てきたりすることが往々にあって、その修正のためにどの程度の投薬量にすればちょうど良い出方となって改善に向かうのか、という試行錯誤をしやすい、ということが挙げられます。

最初の3回くらいは黙って飲んでいた息子ですが、「いつまで飲むの?」と言い出しています。直ちに効果が表れる類のものではないのですが、効果が表れ、本人も周囲も穏やかに過ごせるようになると良いな、と思っています。

本件については、いずれまた。

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    こちらの派生ブログです。 こちらが息子を中心に息子の成長の様子や成長に関わり教育や社会について考えたことを書いているのに対し、同じ発達障害絡みではあるものの、広く社会一般を理解する一方法を軽く書いています。 せっかく学んだ発達障害の知識を生かすとすれば、という視点で書いています。
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