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2015年6月13日 (土)

(512) 不機嫌なわけ

妻によると、先日、こんなことがあったそうです。

その日、学校から帰った息子は、児童館に遊びに行きました。その後、息子は無事に児童館から戻ってきたものの、かなり不機嫌になってしまっていました。

どうしたんだろう…? 気になった妻が息子に児童館で何かあったのかを聞いてみると、息子曰く

・学校で、自分が「今日、一緒に遊ぼうよ」と声を掛けた子が、「今日は遊べない」と言って断ってきた。

・それで、仕方がなく行った児童館には、その誘った子がいて、その子は他の子と遊んでいた。

・自分は、裏切られたように感じた。

ということでした。

正直言って、この手のことって、間が悪いと言えばそれまでですが、大人でもありますよね。そう珍しいことではないと思います。

こういう認識もあって、妻は息子に対して、

・あなたが誘う前に、その子は、他の子達と先に約束してしまっていたかも知れない。

・その子は、息子が普段付き合いのない他の子とは一緒にならない方が良いと判断したのかも知れない。

・多分、たまたまそうなっただけだから、また機会があれば遊びに誘ってみたら良いと思う。

という話をしたそうです。

イマイチ納得しきれていない様子であったようですが、今ではもうこのことを引きずってはいないようです。こういうことって、「♪大人の階段昇る~」過程としてやむを得ないことだろうと思います。

一般的に、思春期に差し掛かると、これまでの何となくの付き合いから、気の合う人間を探し、選別するようになっていきます。だからこそ、修学旅行の班決めでもめたりもするのですけれど、これはもう不可避のことだと思います。だから、もしかしたらその子は、息子が何度誘ってももう一緒に遊ぼうと言ってくれないかも知れない。思春期ってそういう苦い経験をして大人になっていくための時期だと割り切らざるを得ません。

考えてみれば、今までもその子はよく息子と遊んでくれましたけど、親から見ても息子と一緒にいて本当に楽しいのだろうか? と疑問を感じてしまう部分も無いとは言えず、もしかしたら、来るべき時が来たのでは、と覚悟しています。

振り返って考えてみると、息子に友達ができて家に遊びに来る、なんて障害の告知を受けた当時は想像もできないことでした。それを実現してくれたその子に対しては、むしろ、よくぞこれまでお付き合い頂いた、と感謝したい気持ちでいっぱいです。

なお、それ以上に私達が注目したのは、息子が「自分が仲間から外されている」という意識を持っているということ、それがイヤなことだと感じていること、そして友達が欲しいし大切だと思っていること、です。

周囲の目に無頓着だった頃のことを思い出し、やっぱり息子は息子なりに成長してきているんだな、との思いを新たにしたできごとでした。

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