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2015年5月23日 (土)

(509) その道の「ツウ」

発達障害のある子を抱えている親御さんで、療育施設を全く利用したことがないという方は、あまりいないと思います。民間施設があまりない地方であっても、公的施設(小児発達センターや特別支援学校での未就学児向け開放講座等)を利用される方って少なくないと思いますし。

都会は、選択肢が多いと言えば聞こえが良いですが、玉石混交であるとも言えます。この点、皆さんかなりシビアに見ておられるようです。

実は我が家では、比較的最近できた新しいところに通い始めました。そうしたところ、そこで以前別の施設で顔見知りだった親御さんとバッタリお会いすることとなりました。こちらは、まだその施設を完全にやめてはいないものの、回数を減らすという対応であったところ、そう言えば、この方とは全然会わなくなっていたなあとその時に思い至りました。このように、我が子の成長を期して、皆さんしっかり療育施設でやっていることとその効果を見極めているんだな、ということを改めて感じました。

この手の動きは、表立ったものにはなり得ませんよね。個人の静かな動きでしかありませんから。けれども、皆さんモノ言わざれども確実に動いている…。決して療育施設に任せて安心…にはしていない方が多いのだな、と感じます。

正直なところ、我が家でも「うーん、ここはイマイチだな」と思ったからこそ他を探したのです。そうであれば他の方もそういう動きをされる可能性があるということは、当然予想できるわけで、特筆すべきことではないという評価もできます。この点について、むしろ私達が感じていたのと同種の不満を感じていた方が他にもいたという事実に、妙な共感意識を持ってしまうのも正直なところです。逆に言えば、自分の判断はあながち間違っていなかった、と不安を打ち消す材料にもなることですし。

療育施設って、やめるのにも勇気がいります。でも、時間とお金は有限ですし、「子供の成長は早いもの」ですから、逡巡しているわけにもいきません。エイヤーで決めざるを得ないのは不可避であり、その精神的負担感が和らぐのは素直にありがたいと思います。

この世界に入ってもうすぐ二桁年になろうとする中で、多くの療育施設と関わってきました。その経験から判断をしていることを考えると、その道の「ツウ」になってきたことが、嬉しくもあり哀しくもあり…

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