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2015年4月

2015年4月25日 (土)

(505) 娘ももしかして

一応、健常だと思っている娘ですが、それでもやはり「?」となる言動はあります。

例えば、何度言っても「お兄ちゃんいじり」が止まりません。ケンカになるのはイヤだと言っている割には、わざわざ挑発的なことを毎日のように息子に言って、ケンカが始まって親が割って入るまでケンカが終わらない、という事態が継続しています。ツボに入ってしまうと言うか、もうやめよう、という反省の気持ちを持続できず、頭から抜けてしまうのですね。

また、普通なら物事の本質ではないと考えられることを、本質だと考えられることよりも優先してしまうことがあります。例えば、プリントをやる時に、きれいに、早く、正確にできれば一番良いのですけれど、それが困難な場合、どれを犠牲にしますか(或いは、どれを最優先だと考えますか)。

私であれば、「正確に」を一番に考えます。次に「早く」、最後に「きれいに」が来ると思うのですが、娘は「きれいに」を最優先させてしまいます。だから、できるのにやたらと丁寧に字を書くことに集中してしまう結果、時間内には終えられない、という事態に陥ってしまいます。

更に、言葉をその通りに受け取ってしまう傾向もあります。漢字の書き取りテストで間違えた文字は、家で練習することになっています。ここで、娘は上の段落に記載した「きれいに」へのこだわりが仇となって、時間内に終えられず手つかずのままになってしまう文字があります。これはまあしょうがないとしても、家で間違えた文字の練習をするという約束事を全くその通りに受け止めて、手つかずの文字は何もやろうとしません。理由を尋ねると「間違えたわけではないから」…orz

そもそも、書き取りは、字が書けるようになるために実施するものであり、間違えた文字の練習も当然字が書けるようになるために取り組むべきものです。であるならば、手つかずの文字も書けるように練習する、或いはせめて一度は書いてみて、できるかどうかを確かめるべきだと考えるのが、健常者多数一般社会の常識だと考えており、娘の「え、そうなの? 知らなかった!」という驚きに、私も驚いております。

娘ももしかして…と、スペクトラム、連続体という言葉の深さを改めて感じています。

2015年4月18日 (土)

(504) 理詰めもたまにやってみる

先日、相変わらず登校渋り発言をする息子に、懇々と諭してみました。

こんな感じです。

学校に行きたくないという気持ちなのはわからなくはない。お父さんもお母さんも、「学校大好き」ではなかったから。

だから、「学校がイヤだ、行きたくない」という気持ちは、持ってもいい。でも、イヤだから行かない、で済ませていくと、あなたが損をすることになる。お父さんは、それを心配している。

勉強は、やっぱり大切。あなたも大きくなったら、働くことになると思う。自分で働いてお金をもらって生活するというのが、普通の生き方。今学校で勉強していることは、働く時に役に立つ。例えば、字が読めなければできない仕事はたくさんあるし、計算してお釣りを渡すこともあるし。

もしあなたが一緒に働くとしたら、いろいろなことができる人とできない人では、どちらを選ぶのかを考えてみよう。多分、いろいろなことができる人と働きたいよね。他の人も同じ。だから、あなたも他の人から選ばれやすい人になった方が、良いと思うよね。

学校に行かなくても、自分で勉強できるか。教えてもらった方が、わかりやすいと思う。

それに、お父さんも、会社に喜んで通っているわけではない。いやなことはたくさんある。でも、働いてお金をもらって、みんなで暮らせるようになっている。

あなたが着ている服も、食べ物も飲み物も、今住んでいる家を借りるのにも、お金がかかっている。タダではない。働かずにお金をもらえるそんな良い方法があるのなら、教えて欲しい。お父さんがやってみたいくらいだ。

・・・というようなことを伝えてみました。

こういう伝え方に対してのご意見は、もちろん賛否さまざまあると思います。ただ、偶然かも知れませんが、我が家においては少しは効果があったようで、しばらくして「勉強ができるようになりたい」と言うようになりました(こう言えば大丈夫、等と言うつもりは全くありません。この点は、当方も責任を取れませんので、念のため)。

いつまでその気持ちが持続するのか不安もありますが、まずは本人のヤル気の芽を摘まないようにしていきたいと思います。

2015年4月12日 (日)

(503) 取りあえず1週間

子ども達は、先週から学校が始まりました。息子・娘ともクラス替えがありました。

息子の方は、息子に慣れていて、指導も上手で、息子の方も信頼している担任の先生に持ち上がって頂いたこともあり、まあまあ順調なスタートを切っています。

今回のクラスでも、手助けしてくれる面倒見の良いクラスメートが何人か一緒のクラスとなったこともあり、担任・クラスメートの双方を見る限り「最高か、少なくともこれ以上を望んだら罰が当たる」くらいの布陣だと思っています。学校側の配慮を強く感じるとともに、感謝しております。

一方、娘の方は、これまでの学級が荒れていた(金八先生のクラスのような荒れ方ではありませんがbleah)こともあって、実は息子よりこちらの方を心配していたところ、幸いなことに前のクラスで荒らす側に回っていた複数のクラスメートとは全て別れ、割と穏やかそうなクラスになっています。また担任の先生もベテランということで、指導力が期待できそうです。

なお、その荒らす側の複数のクラスメートは、共謀共同していたわけではありませんが、全て別のクラスに配置される等、こちらも学校側の配慮が感じられる内容でした。

学校関係は、どうしても妻の側に頼ってしまわざるを得ませんが、妻は妻で幼稚園・小学校で昔からお付き合いのある親御さんから情報収集するとともに、何かあった時にはマメに学校に連絡を取るようにしており、その小さな努力の積み重ねがこのような結果につながったと考えると、日ごろからの学校とのコミュニケーションってやはり大事だな、と思います。

下手に我慢すると、どうにもならなくなった時に溜まりに溜まった物が噴き出してしまいます。大上段に振りかぶって喧嘩モードに陥ることなく、泣き寝入りすることもなく、淡々と事実を伝えて善処をお願いする。そういうことってやっぱり大事だな、と思います。今は、言い方は良くないですけれど、アリバイ作りをキチンと行い「○月○日に△△の件を伝え善処をお願いした」という事実を積み上げる努力をおろそかにしてはいけないと強く感じます。

取りあえず、船出した1学期。どうなることやら…

2015年4月 3日 (金)

(502) 適切な療育を受けると

タイトルを見て、「伸びる」「成長する」を連想された方、残念ながら今回の趣旨とは異なります。

「は? 伸びないの?」と突っ込まれそうですね。もちろん、そうではありません。伸びるし成長すると思っています。

「じゃあ何が言いたいの?」と怒られそうなので、そろそろ自分の思いをお伝えしますが、「適切な療育を受けた子は、疲れる」だろうと思うのです。

…拍子抜けしました? 「このオジさん何を言っているの?」って更に怒りを買ってしまったかも知れませんね。

これに対しては、少し真面目にお答えします。まず最初に、ちょっと考えて頂きたいのは、普段通っている学校や療育機関で適切ではない授業・療育を受けていたとすると、大抵「つまらないorわからないから集中力が途切れて、課題から意識が離れる」ことが多くなるだろう、ということです。

このようなことは、当然本人の気分も良くないでしょうし、やる気も意欲もダダ下がりになることは容易に推測されます。でも、この場合、熱中していない分エネルギーの消費も少ない⇒疲れにくくなるのではないか、と思うのです。

ところが、適切な療育を受けた場合、本人のレベルに合い、意欲を掻き立てられ、スモールステップで達成感が満たされ、気持ちが高揚…という状況が持続する、つまり少なくとも今までよりは熱中する分消費するエネルギーも増える、ということになりますから、それだけ疲れやすくなってしまう、ということになります。

言うまでもなく、適切な療育を受けることは本人の成長にとって好ましく、良い影響を受けることは間違いないでしょうけれど、その反面疲労からくるさまざまな短所・不都合が発生する可能性も高くなる、ということは頭に入れておく必要があるだろうと思います。

なお、これらとは別次元のお話として、子どもが疲れた時に見せる沸点の低さとそれに伴う不適切な行動を学校や療育の先生に見せることは、それはまた違った一面に気付いてもらえるチャンスだとも言えます。この不適切な行動への対処法を一緒に考えるためにも有益なこととなります。

こう考えると、適切な療育も両刃の剣となる部分と、更に療育を深化させる可能性を獲得できる機会の両面があることに気付かされます。世の中を一面だけで捉えることは、視野を狭くしますし、結果として損をすることにつながりやすくなりますね。

何はともあれ、新年度もよろしくお願いします。

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