« (501) 5年生も終わり | トップページ | (503) 取りあえず1週間 »

2015年4月 3日 (金)

(502) 適切な療育を受けると

タイトルを見て、「伸びる」「成長する」を連想された方、残念ながら今回の趣旨とは異なります。

「は? 伸びないの?」と突っ込まれそうですね。もちろん、そうではありません。伸びるし成長すると思っています。

「じゃあ何が言いたいの?」と怒られそうなので、そろそろ自分の思いをお伝えしますが、「適切な療育を受けた子は、疲れる」だろうと思うのです。

…拍子抜けしました? 「このオジさん何を言っているの?」って更に怒りを買ってしまったかも知れませんね。

これに対しては、少し真面目にお答えします。まず最初に、ちょっと考えて頂きたいのは、普段通っている学校や療育機関で適切ではない授業・療育を受けていたとすると、大抵「つまらないorわからないから集中力が途切れて、課題から意識が離れる」ことが多くなるだろう、ということです。

このようなことは、当然本人の気分も良くないでしょうし、やる気も意欲もダダ下がりになることは容易に推測されます。でも、この場合、熱中していない分エネルギーの消費も少ない⇒疲れにくくなるのではないか、と思うのです。

ところが、適切な療育を受けた場合、本人のレベルに合い、意欲を掻き立てられ、スモールステップで達成感が満たされ、気持ちが高揚…という状況が持続する、つまり少なくとも今までよりは熱中する分消費するエネルギーも増える、ということになりますから、それだけ疲れやすくなってしまう、ということになります。

言うまでもなく、適切な療育を受けることは本人の成長にとって好ましく、良い影響を受けることは間違いないでしょうけれど、その反面疲労からくるさまざまな短所・不都合が発生する可能性も高くなる、ということは頭に入れておく必要があるだろうと思います。

なお、これらとは別次元のお話として、子どもが疲れた時に見せる沸点の低さとそれに伴う不適切な行動を学校や療育の先生に見せることは、それはまた違った一面に気付いてもらえるチャンスだとも言えます。この不適切な行動への対処法を一緒に考えるためにも有益なこととなります。

こう考えると、適切な療育も両刃の剣となる部分と、更に療育を深化させる可能性を獲得できる機会の両面があることに気付かされます。世の中を一面だけで捉えることは、視野を狭くしますし、結果として損をすることにつながりやすくなりますね。

何はともあれ、新年度もよろしくお願いします。

« (501) 5年生も終わり | トップページ | (503) 取りあえず1週間 »

療育」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (502) 適切な療育を受けると:

« (501) 5年生も終わり | トップページ | (503) 取りあえず1週間 »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

twitter

  • twitterやっています

派生ブログ:障害児育児から見た世の中のしくみ

  • 派生ブログ:障害児育児から見た世の中のしくみ
    こちらの派生ブログです。 こちらが息子を中心に息子の成長の様子や成長に関わり教育や社会について考えたことを書いているのに対し、同じ発達障害絡みではあるものの、広く社会一般を理解する一方法を軽く書いています。 せっかく学んだ発達障害の知識を生かすとすれば、という視点で書いています。
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ