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2014年3月15日 (土)

(445) 通級生活を振り返って

今年度の息子の通級生活も無事に終わりました。

今年度は、妻がPTAの役員をやっていたこともあり、私が送っていくことが多くありました。

道すがら、やはりそれなりに成長していると感じることがいくつか。

まず、昔より明らかに体力がついてきています。

通級指導教室が各校に設置されていればこのような問題は生じないのですが、通級指導教室は普通、数校に1校しかありません。従い、それ以外の学校に在籍している子は、それぞれ設置されている学校に通わなければならなくなっています。

この場合、通級先は在籍校から結構離れたところにあります。以前は、長く歩くことが苦痛で、途中で癇癪レベルにまでは達しないものの、かなり不機嫌になることが多くありました。でも、今は道に慣れたこともあって、不満をあまり言わなくなりました。

そして、もう一つ。

以前は、すり足気味に歩いていたのが、かなり改善しています。まだ多少は残ってはいるものの、歩く時の靴の擦過音がだいぶ小さくなっています。不器用な彼らは、きれいに歩くということも難しいのですが、この点もだいぶ良くなっています。

学区外ということもあり、大きな道の信号も渡らなければなりません。大きな道は幹線道路であって、車の流れを優先する結果、青信号を逃すと結構長い時間待たされることとなります。でも、これで不機嫌になることはなくなりました。また、ちょっと遠くから信号の様子を見て、もうすぐ変わるかも知れない、という見通しを持てるようになりつつあるとともに、それに合わせた速度調節を行う必要性の認識を持てる(つまり、速度調節そのものはできていないcoldsweats01)ようになりつつあります。

校門に立っている警備員の方にもきちんと挨拶できるようになっていますし、廊下ですれ違う先生に挨拶されると返せるようにもなっています。本当は、自分から言うべきなのでしょうけれど、返せるようになっただけマシだと思っています。

なお、これは成長とは言えないこととは思いつつ、往路途中にある自動販売機で売っているお茶・ジュースを興味深そうに眺め、この自販機にはあれが無い、これがあると結構うるさいですhappy02 大抵の人が気にも留めないことが気になるのだな、ということが改めてわかります。

通級指導教室では、SSTと教科学習、運動等を行っています。通級の先生は、褒めるのが上手で、息子も気に入っているようです。

在籍校であったイヤなできごとも、巧みに聞き出して頂き、不機嫌の原因がわかるとともに在籍校の先生と連携した対応ができたりもしています。

今後も続けていけそうなので、後2年間はこのまま通い続けていくことになるのかな、と思います。

とはいえ、学校の異動はこれから一斉に行われることになるでしょうし、いろいろと変化が出てきそうでもあり、若干の心配はしています。まあ、心配したところでどうにかできるものでもありませんけれど。

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コメント

 通級指導教室担当教諭です。「ありがとうございます」通級指導教室に通い続けて頂いている事と保護者として 温かい児童の様子をお伝え下さっている事に・・。

 通級教室も各校にあるべき、ある方が良いと思います。通って来てくれる子どもたちと送迎して下さる保護者の皆様には申し訳なく 頭が下がります。

 ・・今回の 内容で嬉しく感じた事は 同様の事を 歩きや自転車で送って来て下さる方よりお聞きします。通級時の負担を考えると安易に言うつもりはありませんが 同じ道を歩いてくる中での成長や気づきは「すごい、よくわかったねぇ!」と感心・感激の気持ちを抱かせてくれるものが多々あります・・通級の部屋に来るまでや帰りも 児童にとっては頑張っている成長の時間・空間で それを感じ取って下さる保護者の方々がおられることに私は感謝です。

 自販機のことや すり足の『歩き方』の話 とてもほほえましく嬉しく 児童と共に寒い日も暑い日も 雨の日も ご機嫌がよろしくないときも 歩んで頂いたのだ・・と。

 4月はどんな『春』を見つけて下さるでしょうか・・ ありがとうございました。

赤根先生

コメント頂きありがとうございます。

いつも、「一風変わった」子供達をご指導いただき、重ねてお礼申し上げます。

気付いている内容は、普通の子育てでは当たり前のことなのかも知れないとは認識しつつも、このような些細なことでも見つけて喜べるということって、意外と大切なことなのではないかと考えています。少なくとも、親の動機付けとしては役立っていますし。

赤根先生の今後の益々のご活躍を祈念しております。

こちらこそありがたい お言葉を頂き恐縮です。「ありがとうございます」・・先日 うちの給食の先生が(・・とても一生懸命で素敵な方です。毎回の給食便りの中身も濃く 給食同様『おいしさ一杯』・・)3月給食便り で卒業生に向けての大事な事と共にマザーテレサさんの言葉をのせてくれました。

 一部抜粋にて・・「ありがとう」の反対の言葉って何だと思いますか?世界中の人々から愛され、そして尊敬されたマザー・テレサは「ありがとう」の反対の言葉は『あたりまえ』と言ったそうです。漢字で「ありがとう」は「有難う」と書きます。「有ることがとても難しい」つまり貴重で大切だという事です。

 ・・そして、給食便り3月号には 東日本大震災の大変だった時の心情や 毎日当たり前に?顔を出してくれる「おひさま」の事、32歳で亡くなられた井村和清さんの詩『あたりまえ』がのっていました。

 ・・一度、身の回りの「あたりまえ」に目を向けてみましょう・・と。当たり前の中にも当たり前で無い中にもたくさんの数えきれぬ(奇跡的な!)「ありがとう」があることと思います。

     心から、たくさんの「ありがとう」の気持ちを送らせて頂きます。

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