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2012年9月 8日 (土)

(353) 英語教育について

今は、小学校でも英語の時間があります。

ただ、かつて私たちが中学校から始めたような本格的なものではなく、まずは英語に慣れさせることを目的とした、軽いお遊びのような感じなのだそうですが…

このやり方が、息子にとってはよろしくないようです

「英語でみんなでゲームをしよう!」となった時、息子は「みんなで」の部分に反応して拒絶反応を露骨に示してしまうのです。

言い換えると、日本語であったとしても、みんなでゲームをするということが苦手で、自分が苦手なことは最初から拒否してしまうということです。

英語そのものは特段好き嫌いは無いようなのですが、こういうことが積み重なっていくと、英語と聞いただけで拒否するようになってしまわないか、とても心配です。

これからの時代、英語なしで生きてゆけるとは到底思えません。また異民族・異文化と日常的に接することへの慣れもあってでしょうけど、外国の方が日本よりも発達障害に対する理解があり、暮らしやすいというお話を聞いたことがあります。

戸部 けいこさんの漫画『光とともに』でも、スペシャルニーズに対する日本とアメリカの受け入れ方の違いを取り上げた部分があったりします。発達障害関係の本を読むと、実際に外国の方が暮らしやすいからという理由で海外に行って活躍する発達障害の方が複数登場されていたりして、今後の生き方を考える際の参考にさせて頂いています。

このようなことからも、英語についてはしっかり学んでもらいたいと思うのですが、いかんせんゲームで英語への拒否感を和らげようという学校側の配慮が、息子にとっては仇となってしまうのが何とも残念で忸怩たる思いです。

『ぼくには数字が風景に見える』で有名なダニエル・タメットさんは、発達障害者でありながら、さまざまな言語の取得能力がずば抜けています。幼少の頃の息子は、日本語ですらなかなか話せなかったことを思うと、どうしてそういう人がいるんだろうと疑問を感じてしまいますが、言語の表出までは時間がかかっても、それ以降は人並み以上に能力が発揮されるようになることもあるのかも知れません。もちろん個体の差はあって、発達障害者は皆そうだ、ということはないのでしょうけど。

息子については、まずは英語は英語として純粋に勉強してもらうしかないだろうな、と思います。英語教育も、言語とゲームという二つの要素を混ぜ込むのは混乱の元となってしまうので、「構造化」を図ることが必要だと感じています。

こんなところにも、健常児との差異が垣間見られるんですねぇ…

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コメント

日常会話の中で、例えば挨拶だけでも英語にしてみるとかは如何でしょう。
「おはよう」から「おやすみなさい」だけでも良いと思いますよ。
童謡も良いかもしれませんね。
マザーグースの中でもハンプティ・ダンプティやきらきら星、ロンドン橋、メリーさんの羊
などなどお馴染の物も多いですよ。
しかも皆短いっ
上手く言える言えないじゃなく、音に慣れさせ一緒に楽しそうに口ずさむ事を繰り返す
うちに慣れて来ますよ。
お風呂の中で親が楽しそうに歌っていると釣られてくれないかしら
お子さんが嫌がるのは集団行動なのですから、英語の楽しさ=親と歌を歌い誉めて
貰える楽しさを覚えさせられたら良いかもしれません。
杞憂より単純にいきましょ。

瀬津喩様

コメント頂きありがとうございます。

確かにそうですね、英語はみんなでゲームしなくても学べるし、楽しいこともあるよ、ということを教えていきたいと思います。

日本がこれから段々衰退していって、海外で活路を求めざるを得なくなる可能性が決して低くないことを考えると、英語を学ばないという選択肢はありえないなあと思っています。

チビ君は英語がいかがでしょうか? 

チビには生後半年からフォニックスを叩きこみました
お陰様で英語に対しては苦手意識はない様です。
人が好き・お喋り好きなので単語力のなさはそこら辺でカバー
しているようで、いつも誉められています。
私が洋楽しか聞かない事や、合唱で英語が必要なのも良い刺激
なのかもしれません。
問題は“書く”という作業です。
受け答えが出来てもスペルが書けないのでは、話にならないので。
今度は会話力共々向上させますか(笑)

瀬津喩様

重ね重ねアドバイスありがとうございます。

そうですね、マンツーマンだとそれなりにできるので、その関わりの中でやってみます。

ちなみに、「書く」はひらがなも読みにくいのでもうちょっと後にしようと思います。

言葉が遅かったので、どうしても「日本語もまだまだなのに英語なんて…」という意識があったりします。でも、そんなことを言っていると一生英語を始められませんよね…

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