« (299) 「『悪い』って言わないで!」 | トップページ | (301) 小心者になる »

2011年12月15日 (木)

(300) 成長はゆっくりと

ここのところの息子の問題行動を解析すると、こんな感じになります。

  • 我が強くなってきた。やらなければならないことを自分の意思に反してやらされそうになると、かなり強く拒絶することが多くなった。
  • その時の理屈は、一言で言えば屁理屈。
  • 一方で、その行動が良くないということはわかっている。
  • でも、非難されることは嫌だと思っている。

この点について、主治医や療育の先生とお話した中では、本当にやらなければならないことと、やらないならそれはそれでしょうがないものを区別して、本当にやらなければならないことは気分を盛り上げたり量を工夫する等してやらせていく、というようにしてきています。

また、やらないでも良いとしたことについても、人の邪魔をしてはいけないことを教え、黙って見ているという選択肢を与えるようにしています。これってある意味では面従腹背を教えていることになりますけど。

面従腹背ってすごく悪いイメージがありますが、実はそんなに珍しいことではありません。

健常の子でも、授業中に先生に指示を出されても事実上やらずに、ボーっと校庭を眺めていたり、国語の教科書に載っている井伏鱒二の顔に鉛筆で落書きをしていたり、ということはあるわけで、そういうことをやっても良い(推奨しているわけではありませんので、念のため)と教えていることになります。

思い起こせば、集団に対する指示(一斉指示)が自分への指示も含んでいることがわからない、という状態だったこともありました。その段階だと、その指示に従うことは無かったわけです。

今はその段階を過ぎて集団に対する指示が自分への指示も含むとわかっていることとなります。そうなると、今度は指示は絶対で他の選択肢が無いと受け止めてしまい、それが自分の意思と反したら抵抗するしかない、と思い込んでしまっているようなので「それ以外の選択肢もあるんだよ」、ということを教えていこうということです。

通級指導教室に通っていることは何回か書いてきましたが、これに関連して先日こんなお話を伺いました。

「やりたくない時に、『嫌だ!』と気持ちが高ぶることがあると、最近は『隣の(空き)部屋に行ってきても良いですか?』と自分で言うようになりました。自分でクールダウンできるし、その時間も昔に比べて短くなってきました」ということだそうです。

成長はゆっくりと、確実にしてきているようです。

« (299) 「『悪い』って言わないで!」 | トップページ | (301) 小心者になる »

学校・幼稚園での様子」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (300) 成長はゆっくりと:

« (299) 「『悪い』って言わないで!」 | トップページ | (301) 小心者になる »

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

twitter

  • twitterやっています

派生ブログ:障害児育児から見た世の中のしくみ

  • 派生ブログ:障害児育児から見た世の中のしくみ
    こちらの派生ブログです。 こちらが息子を中心に息子の成長の様子や成長に関わり教育や社会について考えたことを書いているのに対し、同じ発達障害絡みではあるものの、広く社会一般を理解する一方法を軽く書いています。 せっかく学んだ発達障害の知識を生かすとすれば、という視点で書いています。
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ