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2011年1月 9日 (日)

(203) 障害者の正しい受け止めとは

「名誉健常児」に関わる論争もとりあえず一服しつつあるようです。

これに関連するやり取りを見ながら、じゃあ障害者をどのように受け止めるのが正しいんだろうと考えてしまいました。

健常児としての振る舞いができないから障害児であるのに、健常児のまねをして同じあるいは近似した振る舞いをしろと強制するのは論理矛盾なんですよね。また、そういう振る舞いを強制するのは自分の価値観の強要でしかありません。

でも、障害児側も自分が障害があると常にアピールしているわけではありません。社会的に許されにくい行動をしている人を見れば、普通は不快に感じるでしょうしそのことを責めてはいけないと思います。また、子どもから見れば、A君がやると怒られるのにB君は怒られないのはなぜ? ということになって、それを子どもの頃から理屈で理解しろとは言えないだろうと思います。

結局、原則と例外という関係で規律するしかないのかなあと思っていますが、まだ最終的な整理にはなっておりません。

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教育制度・環境」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。今年も宜しくお願いしますo(_ _)oペコッ
そういう時こそしっかりと話をし、理解をして貰えるように出来たらなぁ。
外見で分からないからこその悩みなんですよね・・・
☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*
皆も苦手なものってスムーズにいかないで苦しいでしょ?大変でしょ?
周りに甘えている訳ではなく本人にしたら必死なんだけど、どうしても上手く行かないから
とっても大変な思いをしているんだよ。そういう障害なんだよって。
だから皆は縁の下の力持ちでいてあげてねって。
見た目で分かる障害だけではなく、分からない・理解されにくい障害もあるんだよって。
聞く側の度量も必要なだけに難しいですけど、避けては通れない所。
我々親が、知識を与えつつ理解を深められるようにしていかないといけませんね。

瀬津喩さま

こちらこそ本年もよろしくお願いします。

ちょっと迷ってはいるのですけど…障害者の親も結婚するにあたりパートナーを選んだ理由というものが当然あって、それは誰でも良かったわけではなかったと思うんですよね。選ばれなかった大多数が「自分は選ばれなかった、差別だ!」と言い出したら、「名誉健常児」概念に憤っている方は、どう釈明するんだろうと思います。

したたかな人ならば、この人は好きじゃないけど生活力があるから・・・等としゃあしゃあと言って恥じないかも知れませんが、やっぱり人間はどうしても人を皆平等には見れないわけで…。それを批判することは人間そのものを批判することになるように思います。

一方で、障害者側もいろいろな思惑があって、まず子どもの障害を受容しているか、受容した上でそのことをカミングアウトするか、という問題がありますよね。特に知的に問題がないお子さんの場合、ちょっと変わっているだけだといって障害すら認めない親も少なくありません。全障害者の中で、知的に問題がなく、親が受容してかつカミングアウトしているっていう例は、統計を取ったわけではありませんが恐らくすごく少なくて、このごく少数の人間が努力して何らかの効果があるのかな、と懐疑的になってしまいます。障害児の何らかの不都合な行動により、社会に軋轢が生じた時に、少なくとも自分は社会通念に従って判断して行動することを選ぶでしょう。なぜなら、そうしないと今度は「障害児の親は、人への迷惑を考えない」等と非難されることになることが透けて見えるからです。もちろんお話はしますが、理解してくれるまで相手が時間を割いてくれるのか、という問題もありますよね。

障害者に対する理解を深めることは崇高な理念であり正しいのですが、実行が極めて困難だなあと思っています。ペシミストと思われるかも知れませんが。

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