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2010年9月

2010年9月25日 (土)

(170) 療育の先生との協議

息子の学校での様子を療育の先生にお話して、対応を協議しました。

結論としては個別指導では指示も通るし、集中力もあるということから、集団の中で自分「も」指示されていることを認識できるようにしていくことが必要だろうと言われました。

通級指導も御願いしている(けど、まだ順番が回ってきていない)現状はあるが、本来はクラスの中でそうできるようにしていくことを目的にしなければならないので、(162)でも申し出があったように、実際に様子を見てもらうこととなりました。

今後、学校の先生と日程を調整していこうと思います(断られないと良いのですが)。

2010年9月23日 (木)

(169) 欲しいもの

発達障害のある子を集めた学校を地域に一つ作れないかなあと思います。

息子の様子を見ていると、健常の子の輪には現状入れない一方で、療育先の子の一部とはかなり親しそうに振舞ったりするところを見ると、範囲は狭いが波長が合う子が存在し、そういう子とはそれなりに社会性が発揮されていることがわかります。

よって、社会性周回遅れ(敢えてそう呼びます)の子だけでクラスを構成し、遅れながらも完走を目指させる方が、健常児にとっても発達障害児にとっても利益に適うのではないかと考えるわけです。

もちろん、周回遅れの中でも凸凹はあるわけですが、圧倒的な差があると相互に影響を受けられませんし、近いレベルの子同士の方が再出発に適していると思います。

一度に全国で実施することは現実的ではありませんが、どこかで教育特区を設定し、実験的にでも取り組む価値はあると思います。

健常児とは、大学ぐらいで混ざるようにすれば良いでしょう。健常児といえども人格発達途中の段階では、「変な奴」への寛容さが少なく軋轢が大きいでしょうから。

2010年9月19日 (日)

(168) スペクトラムと溝

自閉症関係の本を開くと「自閉症スペクトラム」という表現がよくなされています。wikipedia等でも、健常から自閉までの連続体の絵が書かれています。

ただ、実際に自閉症者と健常者の間に人がまんべんなく奇麗に並ぶかというと、そうじゃないように思います。やはり、あるラインで一旦人が途切れるかいてもすごく少ない(例えれば姫路と岡山の間の人口のように(笑))なると思います。

自閉症は環境から学ぶことが難しいという側面があり、環境から学ぶ能力が一定以上あれば成長する過程で、健常方向へシフトするように成長して元々の立ち位置より健常側に振れることが多くなる一方、自閉系の子はそれが不得手であり元々の立ち位置でい続けるのではないかな、と思います。結果として、両者にはやはり溝が発生して相互の理解が難しくなってしまうのだろうなあと思います。

健常の子は他者の存在を意識しその関係性を気にする特性があり、成長するにつれて仲間とツルむようになります。自閉系の子はそういう意識が希薄で、空気が読めないため仲間ハズレのようなことが発生することとなります。加齢につれてこういうイジメの類も収束していくこととなりますが、しばらくはどうしようもないのだろうか、と悩んでいます。まだ、自分の子どもに何かが起こっているわけではありませんが、端的に言えば、イジメって健常の子が必ず一度は通る道筋で、さなぎのようなものかなあと思うわけです。そこを通らないと不完全変態になってしまうわけで。

子どもが生まれた直後から成長過程で脳細胞同士が結びつき、いらないものはアポトーシスで死んでつながりが消えていく。これを繰り返して脳の原型ができると聞きました。イジメというものも成長の過程に出てくる必要悪なのか? とふと思ったわけです。

2010年9月18日 (土)

(167) 2学期になっても

学校に行くのを嫌がっています。

離席はかなり減っているようですが、基本的に話を聞いておりません。本人に分かるようにお話しているわけでもないので何を言っているのかがわからないのか、話の内容に興味がないのか、その両方なのか分かりませんが。

いずれにせよ、家でGoogle Earthをやっている時のように瞳を輝かせているわけではないようで(笑)、学校が楽しいところだというわけでもなく、従って行くのもイヤだ、ということになるんだろうなあと思います。

ただ、泣いて嫌がるほどでもないので、そういう「苦情」は受け流して妻が上手に送り出しており本当にエマージェンシーになるまでは、学習などは家や療育機関で補いつつ事態を見守るほかないなあと思っています。

とはいえ、今自分が毎日喜んで会社に行っているか?と問われれば答えは明確にNo!であり、大人だからそれを口に出さないだけだというのも一面では真実だと思いますので、イヤなものをイヤだと言えば忌避できるという誤学習だけはさせなければ良いかな、と思っています。

2010年9月16日 (木)

(166) 検査結果

(160)で書いた検査結果が出ました。まだ、口頭で言われただけで、正式に文書で頂けるそうですが・・・

動作性IQと言語性IQに大きな差はありませんでしたが、下位項目にバラツキが見られるそうです。ゆえに、やはり支援は必要だとのこと。注意記憶はかなり良かったそうです。

最近読んだ本では、足りないところを補わせるよりも得意なところを伸ばすようにした方が良いと書かれており、得意な分野が見つかったことは嬉しいことでした。

もちろん、数値的なものも無視はできませんが、傾向を知ることで支援の方向がわかることの意味は大きいと思います。

結果については、療育の先生とも相談して対応したいと思います。

2010年9月11日 (土)

(165) 教育制度

東京都23区においては、情緒固定学級ではなく普通級に在籍して情緒学級へ通級するというのが基本です。ただ、この情緒学級は全ての学校に設置されているわけではなく、現に息子の学校には設置されておりません。現状は希望者が多くて順番待ちである一方、結構制約があります。

まず、親が通級を希望して申し込んでいることは当然ですが、発達検査の受験も必要で知的に問題がないこと、即ち高機能の子が通級の対象にとされています。更に、通級学級の見学も義務付けられます。

当家では一通りこれらをこなしていて、最後の空き待ちという状態に置かれています。つまり空きが出た段階で通級を開始することになります。

現在、東京都ではこのような学校間格差をなくそうとして通級学級の先生が各学校を巡回して指導することを考えているようです。確かにそうすれば、よその学校までわざわざ時間をかけて出かけていく必要がなくなります。

個人的にはもう一声欲しいところだと思っています。即ち通級で教える内容は補習のようなものとして捉え、普通級を抜けて通級に行くのではなく、普通級で授業を受けた後に、通級でSSTや個性のために学科の不得意なところを教えてもらえるようになれば良いな、と思っています。

発達にデコボコがある子達の凹の部分を補うのも大切ですが、凸の部分を生かすことが、今後望まれると思います。

2010年9月10日 (金)

(164) もう戻れない(笑)

先日、息子が身体検査を受けたところ入学時より10㎝以上背が伸びていました。毎月2㎝のペースってすごいなあと思いましたよ。

一昨日は雨でしたが、久しく履いていなかった長靴が既に小さくて足が入りませんでした。子どもは成長期ですし、特に夏は大きくなるとは聞いていたのですけどね。妹が小柄なので余計大きさが際立ちます。もうお腹の中には戻れません(笑)

問題は中身がそれに伴っているか、ですよね。まだまだ状況を説明することができていません。例えば妹とケンカした時に私に「妹が嫌なことを言われる」と訴えてくるとか(この場合、「妹に」か「言ってくる」のどちらかじゃないと、(他の誰かから)妹が嫌なことを言われているように聞こえます)。たまに「おお、それは正しい」ということもあって、その時は強化しまくります。

とりあえず、少しずつ成長しているのは確かで、関わりを増やしつつ見守っています。

もう戻れないのですから。

2010年9月 4日 (土)

(163) 普通って

twitterで、広汎性発達障害の子を普通にすることについて議論されているのを見ました。

療育等で工夫していろいろなことを教えることでできることが多くなる。これは望ましいことだとされるでしょう。でも、それは普通にしたいと思ってやっているのか、と問われると人によるだろうなと思いますし、少なくとも私はそうではありません。

障害を離れて健常のお子さんを育てている親御さんだとより顕著になりますが、例えば自転車に乗れないとか逆上がりができないというお子さんに親が教える時に、「普通にしたい」と願っているとは思えません。単純にできないことをできるようにしてあげたいと思って取り組まれるのだと思います。

また、子どもの障害を受け止められず「普通でないことに耐えられない」からあれこれ療育や代替医療に手を出すというのもどうでしょう? 療育を施すことが障害を受け止めていないことと直結するわけではありませんし、じゃあ何もしないことが子どもの障害を受け止めていることにもなりません。子どもの障害を受け止められず現状から目を背けた結果療育などに何も取り組まない、ってこともあり得ます。

できないことをできるようにして生きていきやすいようにしてあげるというのは、親としての勤めだと私は思っていますが、お子さんの状態によってはそれも困難な場合もあることが分かっております。結局、このあたりのことはおそらく結論出ないんだろうなと思いつつも、頭の片隅には常に意識をしておく必要があると思います。

2010年9月 1日 (水)

(162) ギャップを埋められるか

今日から学校が始まりました。学校に行くのイヤだ、ということはなくてホッとしました。

学校は午前中で終わりでした。防災の日ということで妻は息子とこれまた今日から始まった幼稚園の妹の引き取り訓練があり、両方かけもちで引き取りをしたそうです。

学校が始まったところで、また指導計画の相談をしなければならないなと思っているのですが、(149)でも書いたように療育の先生が一度学校を見てみたい、とおっしゃってくれており、その調整もしなければ、と思っています。

療育の先生は、私達が話す学校での様子と目の前で課題に取り組んでいる息子の様子にずい分差があるなと思っておられるようで(つまり療育先ではお利口さん)、一度様子を見たいと思ったそうです。

ありがたい申し出でもあり、是非御願いしたいと思っております。そういうちょっとしたことからより学校で過ごしやすくする糸口が見つかれば良いなと思っています。

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