2018年5月20日 (日)

(639) 療育と介護

ご無沙汰しております。

実は、今の私の負担感としては、息子に対するものよりも老母の方が重くなっていて、息子の方は、あまり記事にするようなイベントも発生していないのが実態です。

そういう状況で何かを書こうというのは、結構厳しいものがありますが、気付いたことがあります。それは、老母への対応はいわゆる介護となりますが、同じ「人間」への働きかけである療育とは、ちょっと異質なのではないか、というものです。

確かに、基本スタンスである「短く、明確に」という指示や、当事者が見てすぐ目的や内容を理解しやすいようにする構造化は、共通して使える部分があると思います。しかし、能力の獲得を目的とする療育と、失われていく能力の低下速度を緩やかにすることを目的とする介護は、どうしても合わない部分が出てくると思うのです。

例えば、ある行動をする、褒められる、行動が定着する、というものすごくオーソドックスな療育のやり方って、介護においてどの程度取り入れられているのでしょうか。端的に、療育/ABAでネット検索すると普通にヒットしますが、介護/ABAで検索すると排泄検知シートを開発した会社名が上位にきます。

もちろん、全くないわけではありません。「わが国における要介護高齢者の不適応行動に対する応用行動分析学的介入の現状」がヒットしますが、内容としてはまだ国内では事例が少ないという状況を伝えているに過ぎないように受け止めました。

ただ、「怒らずに最後まで話を聞く」というスタンスは、実際に役に立っています。これは、これからも守っていこうと思います。

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    こちらの派生ブログです。 こちらが息子を中心に息子の成長の様子や成長に関わり教育や社会について考えたことを書いているのに対し、同じ発達障害絡みではあるものの、広く社会一般を理解する一方法を軽く書いています。 せっかく学んだ発達障害の知識を生かすとすれば、という視点で書いています。
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