2017年11月10日 (金)

(619) 告知の時を振り返って詩にしてみる

ここのところ、息子が告知を受けてから10年経つなあ、という感慨が湧くことが多くあります。まあ事実、10年前に児相で検査を受けたことで、モヤモヤとしていた息子の障害が明らかになったわけではありますし。

一区切りということもあり、ガラにもなく詩を作ってみました。でも、オリジナルではありません。そんな力もありませんし。詩で本歌取りというのがあるのかはわかりませんが、思いっきり室生犀星の「靴下」を下敷きにしています。

「蒼天」

白い小さな靴下をも備え

木でできたおもちやも買い入れ

ベビーカー、抱っこ紐もメーカー品をそろえ

ミルク作りもできる電気ポットなど

万端整えて里帰り出産に出でゆかしめぬ。

爾後三年を経て

眠らぬ子に祖父母まで振り回され

決意して児童相談所で検査を受けさしむ

自閉症なるべしとはばかることなく告げられ

外に出て子をベビーカーに乗せ歩みつつ蒼天をながめあるほどに

耐へがたくなり

下唇を噛みしめて泣きけり。

※室生犀星の「靴下」は中学の教科書で読んだ記憶がありますが、ご存知ない方は以下をご参照下さい。

» 続きを読む

«(618) 親と療育の専門家

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

twitter

  • twitterやっています

派生ブログ:障害児育児から見た世の中のしくみ

  • 派生ブログ:障害児育児から見た世の中のしくみ
    こちらの派生ブログです。 こちらが息子を中心に息子の成長の様子や成長に関わり教育や社会について考えたことを書いているのに対し、同じ発達障害絡みではあるものの、広く社会一般を理解する一方法を軽く書いています。 せっかく学んだ発達障害の知識を生かすとすれば、という視点で書いています。
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ